半襟お悩み族の闘い!
半襟付け、お好きですか?
私は苦手です!(涙)
(注:半襟とは、着物の下に着る襦袢の「えり」のことです。首元にチラッと見えている部分です。)
本日のゲストは、半襟にお悩みのミヅカさん!
お嬢様の七五三に、一緒にお着物を着られるそう。「半襟の付け替えをしたいけれど、どうしたら良いかしら?」とのことで、ワンポイントレッスンを受講してくださいました。
お持ちのお襦袢を拝見したところ…
三河芯という、襟のに張りを持たせるしっかりとした木綿の芯が、半襟と一緒に縫い付けられていました。仕立ての方が、本当に精緻に美しく縫われていて…その仕事にうっとりする程。まさに眼福!
けれど、残念ながら通常教えられている半襟の付け方では対応できない仕立て方。悩むのも当然です!これから着物生活を楽しむなら、気軽に色々な半襟を付け替えて楽しめるようにした方が良いよね…?ということで、一旦、ほどいて改造に着手することにしました。
疑問が解決した!!ミヅカさん♡
まずは三河芯だけ幅を調整して長襦袢に縫い付けて、その上から半襟を縫い付けます。
今日は職人さんの手で精緻に縫い付けられた襟を慎重に外し、さらに縫い付け…激闘3時間弱!!(その集中力に感服です)
そして、半襟付けが苦手な私が試行錯誤して辿り着いた(涙)ポイントだけ押さえたら、あとは頑張らなくていいっしょ!という半襟付けの方法をお伝えさせて頂きました。
半襟は、柄で季節を楽しんだり、いつもの着物に少しだけ特別な彩りを加えたりすることができます。簡単に付け替えができるようになると、コーディネートの幅が広がりますね!
私のお気に入りは、縦縞の半襟に赤い伊達襟をプラス。
友人の結婚式に着用したおめでたいコーデです。
今日は、黄緑のシャキっとした単衣の紬に、博多織の半幅帯。ソファーに座って縫い物をするので、矢の字でゆったり結んでいます。
暑がりあずさは、襦袢は絽のまま半襟は塩瀬で。
一緒に闘った3時間、色んなお話をさせて頂きました。とっても楽しくて、今度は戦友ミヅカさんと一緒にお互いのお気に入りの着物屋巡りに行く事になりました!楽しみです♪
着物のちょっとしたお悩みも、お気軽に…♡