女心と、秋コーデ
出掛けてから「着る服を間違えた…」と思うこと、ありますよね。
電車の窓に映る自分、ショーウィンドウに映る自分、お手洗いの鏡で見る自分…姿を見る度に、嗚呼!何故、今日この服なのか!? と脳内反省会が開かれるのです。
服だけで一日のテンションが左右されてしまうのが女ってもの。
…そう、例えば今日の私。
赤チェックの単衣に、白の名古屋帯(塩瀬)。薄いビンクの帯締。
春っぽい。これは春風ウキウキ感が出ちゃう!
今日は大事な会食なのに、このままの気分で一日を過ごすのは嫌だ…というわけで、通りがかりの着物屋さんに駆け込みました。
秋に合う薄茶色の三分紐に、深い栗色の帯留めがついた帯締。
購入して、お店のおばちゃまにその場でキレイに締めてもらったのでした。
あんなにウジウジしたくせに、帯締一本で気分が上がるのもまた女心!
帯締一本で、春のコーディネートから秋のコーディネトに変わってしまうのもまた着物の面白さですね。