あずさの「きものーと」

きもの教室を営むあずさが、愉快な日常を綴ります。教室移転準備のため、2016年は出張着付け教室となります。HPはコチラ→http://www.azusa.top

映画「バケモノの子」を観て来た

映画「バケモノの子」を初日に観て来ました。

細田守監督の作品は、やっぱり気になってしまう!

 

映画館は一番大きなスクリーンなのに超満員。

始まってしばらくすると、子どもたちの「キャキャ〜ッ!」という笑い声が響いて

あ、子どもに向けた映画なんだ…と気がつきました。

以前、細田監督の『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』も映画館でみましたが、映画館の中に怖くて泣き叫ぶ子どもたちの声が響いて…

私は面白いのに、子どもには怖いんだ、私はもう子どもじゃないんだ!

そう思って、少しショックでした。

 

「バケモノの子」は面白かった…んだけど、なんだか映画に求めてしまうリビドーとか、矛盾がない。心に爪痕を全く残さない、大きな「○」のような収束感。

 

オマツリ男爵と秘密の島」は、子ども映画としての失敗

「おおおかみこどもの雨と雪」は、子どもへの憧れ

「バケモノの子」は、子どもへのメッセージ

 

細田監督はずっと子ども向けの作品を作ってきた人。

それが、大きな子ども達にドストライクで有名になり…

実際に自身に子どもができて、本当の意味で子ども向けの作品を作れたのかも知れない。勝手に、そんな事を考えていました。

 

※チコが頭に乗っているように見えるヘアクリップが売っていた…

可愛かった…

なんで買わなかったの、私!