あずさの「きものーと」

きもの教室を営むあずさが、愉快な日常を綴ります。教室移転準備のため、2016年は出張着付け教室となります。HPはコチラ→http://www.azusa.top

イラストレーター・リエコ先輩、ハロウィン着物を描く

先日、私のblogに登場したイラストレーター・リエコ先輩。

(詳しくは「イラストレーター・リエコ先輩の着物体験」をご覧ください)

我が家で着物体験をした後、完全に着物にハマってしまわれた模様…してやったり♪ その後も着物熱が冷めやらず、数日後にはこんな素敵なデザインを描いてくださいました!早い!

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はぁ♡ こんな着物を着てハロウィンパーティに行きたい!

帯の後ろにデビルの羽根がついているのですね…?

 

背景を白にしてみると、着物のデザインが分かり易くなります。

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オレンジ・黒の太めストライプ着物に、紫の帯!

半襟も黒で、薄紫の帯締に、黒白ストライプの帯揚げ、星の帯留、袖口に黒のレースがあしらわれています。

草履の台は高めの黒で、鼻緒の赤が効いています♡

 

今からハロウィンのために着物を用意するのは難しいかもしれませんが、このエッセンスを参考にするだけでハロウィン風のコーディネートは可能かもしれません。

 

基調となる色は、黒・オレンジ・紫。

そこに、白と赤はキレイに調和します。 

例えば…黒白のお着物をお持ちであれば、半襟、半幅帯や帯揚げでオレンジや紫のハロウィンカラーをON。

 

さらに、こんな小悪魔カチューシャと羽根を追加したら…

…やってみよう!(鼻息)

 

リエコ先輩のイマジネーション&センスは、素敵だな…と改めて感じました。そして、いつか自分も彼女のデザインした着物を着てみたくなってきました。例えばハロウィンデザインの着物だと、9月下旬〜10月下旬の1ヶ月間しか着用できないので、デジタルプリントで作ってみてもいいかもしれません。

リエコ先輩のpixivのページはこちらから見ることができます。アニメーターやゲームのデザインを経験されているので、「本当にリエコ先輩が全部書いているのか…?」という程、異なる絵柄を自在に描きわけています。どんな柄でも描けるってこと♡

 

我が家で着物を体験したことがきっかけで、先輩に着物を好きになってもらえたことが、とてもとても嬉しいです。私の目標とする「これまで着物を着ることがなかった層にも着物の楽しさを知ってもらう。そしてワードローブの一部に着物を追加してもらう!」ということに、ほんの小さな一歩ですが踏み出せた気がします。

 

着物を、憧れから日常に変えてみましょう。まずは小さな一歩から…

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古写真で考える、美しい着物の着こなし方

着物の着こなし方を考える時、日本の古い写真を見るようにしています。

1860年代以降、外国人が日本を訪れて撮影した写真は歴史的な資料として残されており、海外の学術機関が公開しているものをインターネットで閲覧することが可能です。

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これは、アメリカの有名なスミソニアン学術協会の写真データベースに残されている日本の古写真。お座敷遊びで「コンコンチキ」をしている様子。

着物の合わせが浅くて、半襟が大胆に見えています。

 

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こちらはFlickrで公開されている写真。横浜で撮影された、当時の子ども達の様子。弟や妹を背負って、着物に生活のシワが入ってたるーんとしているのがまた可愛い!

 

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当たり前かもしれませんが、昔の人は補正していないですよね。腰に自然に帯を巻き、帯の上にオッパイが乗っていて、おはしょりはモコモコ。生活のための服という感じがします。

 

その他、長崎大学付属図書館幕末・明治期 日本古写真メタデータ・データベース-[撮影対象から探す]でも素敵な古写真を見ることができます。

 

当時の写真はモノクロですので、カラーで掲載されているものは写真に後から色を載せたものと考えられます。そこで、活躍するのが「日本の伝統色」「日本の配色」の2冊。

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日本古来の着物や、陶磁器、美術品などの写真を参考にして、色味や配色のイマジネーションを掻き立ててくれるのです。この本をパレットにして、写真の彼らはどんな色の着物を着ていたのだろう…と脳内で塗り絵を楽しむことができます。

 

写真を見ていると感じるのは、今私たちが「これが正しい伝統的な着物の着方」だと思っている着姿…実はその価値基準も、生まれてから100年位しか経っていないのだということ。

 

私が一番好きな着物の写真は、この樹木希林さんと、娘の也哉子さん、お孫さんたちの写真です。希林さんは着物を対丈でゆったり着ていて、也哉子さんは紋付でおはしょりモコモコ。お孫さんは黒留袖のリメイクを着ています。ちょっと古写真に登場した女性たちの着こなしに似ていると思いませんか?

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ご自分のスタイルを持って着物を着こなしているから、本当に素敵ですよね。本質的な装いの楽しみを知っていらっしゃる人。迂闊に真似ると火傷しそうですが、憧れます。

 

ファッションには流行があり、常に移りゆくもの。民族衣装の着物だって同じです。古写真を見ていると「民族衣装の伝統はこうあるべき!」…とはいっても歴史的に見ると比較的最近のトレンドじゃないか…と、ふと我に返るのです。現代に伝わる伝統、技術、礼儀も勿論大切ですが、ルールに極端に縛られすぎず、新しい流れを面白がれるような柔軟な頭でいたいと思うのでした。

 

(たまには宣伝)着物教室では、ひとりひとり目標に合ったレッスンプログラムをご用意しています。そんなところも、柔軟に…

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着付師から垣間見る、女の一生。技術のバトン。

七五三シーズンが本格的になってきました。

最近は11月15日に限らず、少し時期をずらしてお参りされる方が増えているようですね。様々なお子様の七五三の機会に同席することができ、「おめでとうございます!」とお声がけできることが、とても嬉しい毎日です。

 

個人としてご用命いただく有難い機会もありますし、数人の着付師が一つの会場で多くの方を着付ける機会にお呼び頂くこともあります。沢山の着付師さんの技を拝見できることは、私にとってとても勉強になること。様々な環境で着付けをされてきた方が一堂に会するので、お教室で学んだ一つの方法以外にも、無限にある美しく着物を着付ける方法を目の当たりにできるのです。

 

母よりも歳上のベテランの先輩方に比べれば、若輩者の私など末席に名を連ねさせていただいている程度…といっても過言ではありません。その技術やスピード、仕上がりの美しさに見惚れてしまう程。綺麗に仕上げるのはモチロンのこと、小さなお子さんに負担にならないよう、素早く仕上げてあげるための工夫も満載です。一手一手、見逃すまいと目に焼き付けては、家に帰ってメモに残したり、真似てみたりの毎日。

 

お話を伺っていると、専業主婦が当たり前だった時代に生きた女性たち。私の周りには、必死に子育てをして、お子様が巣立ってから自分の時間を持つことができて、趣味として着物を学び始めた方が多いように思います。着付師は定年のない仕事ですので、第二の人生の生き甲斐にしていらっしゃるのでしょうか。

晴れの日に、黒子に徹する着付師。けれど、着付師の数だけ人生のドラマがあります。様々なバックグラウンドがありながらも、生き生きと、日々鍛錬をして「まだまだ良くなるわ!」と仰る先輩方と一緒にいると、天井の見えない美の迷宮に入り込んだような気持ちになります。

 

そしてなにより、自分の持つ技術を惜しまず後進に伝えようとしてくださる姿勢に、こちらもキチンと受け取らなくては!と気合が入ります。

 

母に、電話でそのことを伝えると「私が若い子にしていることを、貴女は別の方から受け取っているのね」と嬉しそうに言っていました。50年も看護師をしている母。もう十分リタイアしてもいい年齢なのですが「技術や知識は棺桶に入らないじゃないの」と、いまも現場で若手の指導に当たっているようです。(お節介じゃないか、娘としては少し心配ですが)泣けること言うのヤメて…

 

恐らく、私が彼女たちの年齢になった頃には、着付けができる人口はさらに減ってしまっていると思います。その時のためにも、先輩方から受け取った技術のバトンをきちんと自分より若い世代に渡していくつもりで、学び取っていかなければ。

着物の着方の美しさも、人によって感じ方は様々です。たくさんの美しさや技を拝見させて頂きながら、さらに「あずさ流」の美しさと技を作り上げていければと思います。

 

久々に真面目な所信表明でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

 

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Cawaii着物の「tokyokawaiimusee」@ラフォーレ原宿

数年ぶりにラフォーレ原宿に行ってきました。

いま、入り口のショーウィンドウはCawaii着物です。0.5階にオープンした「tokyokawaiimusee」というレンタル着物と雑貨のお店。外国の方も、東京に来た記念にCawaii着物を着て原宿をお散歩できるのですって!

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 このショーウィンドウの写真を見て、ついお邪魔してしまいました。可愛い♡

 

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Cawaii雑貨の中に、美しすぎる下駄が…!!

 

レンタルでは、きものデザイナー・やまもとゆみさんの作品の中から好きな着物を選ぶことができます。ピンクのリボンが付いた着物はテキスタイルも生産しているので、購入も可能とのこと。

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ぜ、全部試着してもいいですか…

 

半幅帯も遊びゴコロ満載で、漁りたくなる気持ちを必死に抑えました(大人ですから…)。

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店内のディスプレイもCawaii♡

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着物と半幅帯なのですが、おはしょりを裾の長さまで取ってミニスカート丈にして、中にチュールを覗かせています。猫の半幅帯…可愛いですよね(涙)この付け襟と、帯揚げのスカーフのコーデも素敵だなぁ!自分にはない若い感性に、歓喜の私。

 

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懐かしすぎる昭和のソフビ人形「チャーミーちゃん」! いまヨーロッパでブレイクしていて、入手困難なのだそうです。東京で職人さんが手書きで顔を描いているので、一体一体表情が違うそう!その他にも、台湾アーティストの雑貨など国境を越えてCawaii雑貨がいっぱい並んでいました。お土産物屋さんとしても素敵だなぁ!

 

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若くて可愛い社長・成穂ちゃんにご案内いただきました。

パワフルで、とても知的! これからの活躍が楽しみです。

たくさん刺激をもらいました♪

(今日は超守りのコーデだったな…反省だ)

 

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大好きな米琉と、ズラでMTGに行くの巻

涼しい気候になって本当に嬉しい!

何故なら、大好きな「米琉」を着ることができるからです♡

「米琉」とは「米琉紬」とも言われていますが、「米沢琉球紬」のこと。山形県の米沢地方で織られている、琉球柄の紬です。

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米沢藩九代当主・上杉治憲の時代に始まったと言われるこの織物。江戸でいうと文政・徳川家斉の時代でしょうか。そんな時代に、どうやって沖縄の琉球絣の柄が米沢まで伝わって行ったのか…職人が移り住んだのか、遠く琉球から運ばれてきた反物の図案を、職人が見よう見真似で織り上げたのか…想像するだけで大河ロマンです。

 

米沢の方に直接お話を聞かせて頂いた際、手に取った米琉の反物が本当に素敵で、その晩、夢にまで出てきてしまったので(笑)翌朝、改めてその反物を買い求めに行ったのでした。

必要だから仕立てる…ではなくて「惚れたから反物を買う!」という初めての経験をしたお着物。いつまでも私の中の特別な存在です。

 

今日は、異業種の方々とのお打合せ。スマートカジュアルなオフィスでしたので、気合を入れて「米琉」を着て馳せ参じました!

 

髪型は…こんな感じです。

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あれ…おかしいな…?

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 …気がつきましたか?

 

ズラです。

 

とあるプロジェクトの事情で、しばらく髪を切ることができず、ボブも伸びに伸びてボサボサ…無理やり束ねた髪に装着するだけで、なんとなく和風に見えます。

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束ねた髪を、ワンタッチのウイッグで挟み込んでいるのです。

 

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簪は、ベトナム旅行の際に購入した水牛の角。

お土産として10本まとめて購入したので、かなりリーズナブルに購入できました。

ウイッグでも、簪一本で雰囲気が出ますね!

 

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 素敵なオフィスで、大好きな本に囲まれて記念撮影。

予告なく着物姿で参上したので、皆様かなり驚かれたかと思いますが…暖かく迎えてくださって感謝です。(ズラだって、気付いていたでしょうか?)試行錯誤の毎日ですが、確実に新しい風が吹いていると感じています。

 

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<きものサローネ in 日本橋> 日本髪、自分で結えるってよ。

今年も「きものサローネ in 日本橋」の季節がやってきました!

仕事の合間を見つけて、ダッシュで30分間だけ会場を巡って参りました…

 

東京メトロ銀座線&半蔵門線三越前駅」を降りると、100体の着物がお出迎え。

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呉服屋、着物メーカーや着付師など、100人100様のコーディネートが披露されています。着物も進化している…!一番右手前は「モダン着物小物 梅屋」の新作「ミックスベリーボーダー」!可愛いけど、ちょっと毒のある感じが大好きです!

 

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 牛だ…かわいい牛もいる! 

 

YUITO きものマルシェ」のブースには、老舗の逸品からインディーズのモダンなものまで、様々なメーカーが出店していました。

愛用しているオリジナル和装下着の「たかはし着物工房」で名物女将の魅力に触れたり、ベトナム刺繍で作られた半襟和雑貨を扱っている「和キッチュ」さんのブースで真剣に財布と相談したり…何時間あっても足りませんね!

 

中でも私がド肝を抜かれたのが、ご自分で15分で日本髪を結うことができるキット「まるまげ」! 日本髪なんて自分には無理!と思っていましたが、これはイノベーションです。

賛否両論あるようですが、多くの人がカンタンに楽しんで日本髪を結えるようになったら、着物の楽しみ方も増えて素敵ですよね…真剣に髪を伸ばしたくなりました。

 

ご紹介していた売り子ちゃんたちも、サイコーです!!

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私「そのリーゼントはさすがにカツラ?」

青年「これも自髪ッス!」

私「えーーー!(驚愕)」

 

きものに関する様々な商品やイベントが目白押しの6日間。日によって会場や内容が異なるようですので、「きものサローネ」公式ホームページをチェックしてから行ってみてくださいね!

 

仕事の合間に、パーカーとパンツで行ってしまった私。知り合いに会うたびに「おやーっ?」と突っ込まれてコソコソ…と過ごしましたw ゆっくり着物で行きたかったよ!

 

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イラストレーター・リエコ先輩の着物体験

大好きな先輩が、久しぶりに遊びに来てくれました。

新入社員の時にお世話になったリエコ先輩…実は中学高校も同じという運命の御仁。「この人は『お婆ちゃん』になっても遊んでくれるんだろうな」という予感がしましたが、順調に『おばさん』時点でも遊んでもらっています。

 

リエコ先輩「久しぶり〜!お土産描いてきたよ♡」

私「お土産を…描いてきたですと!? (絵に描いた餅か?)」

どれどれ…

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リエコ先輩「自分の着たい浴衣の柄を描いてみたの♡」

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私「キャーッ!!(歓喜)」

 

申し遅れました…リエコ先輩は、有名なアニメーションの原画や、ゲームのデザインなどを手がけてきたイラストレーターさんなんです。

↓↓ 本気を出すとこんな絵を描きます!素敵すぎて震えます…

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カッコイイ系かと思いきや、こんな可愛い忍者も描いちゃう♡

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どうして、こんなに色々なテイストの絵を描き分けられるの…??

 

せっかくの機会なので、着物を体験してもらうことにしました。どんなパーツで着物が構成されているのか…例えば着物と帯だけでなく、半襟帯揚げ、襦袢も、デザインが加わるだけで印象が変わるということを説明させて頂きながら。

 

先輩はデザイン画を拝見して「色鮮やかで柄がパキッとしているのに、可愛らしい感じ」が好きだな?と思い、季節先取りですが青地に椿柄の小紋。白の帯に、ピンクの帯揚げ・帯締めでコーディネートしました。

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半襟は、高木法子さんが描いた「千の月」のものをセレクト。

リエコ先輩と高木さんは、ルーツが近いのでお見せしたかったのです。

 

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カンタンに髪をまとめ、水牛角の簪を飾りました。

 

私「どこか気になるところがあったら直しますよ」

リエコ先輩「…目元のシワ!!」

私「それ着付けじゃ直りませんから!w」

※注 手を加えず載せてます(十分キレイじゃ!)

 

私がしている着物を着る、着付ける、コーディネートする…は、現在あるものを組み合わせて価値を生むこと。でも先輩は、何も無い真っ白な紙から価値を生み出していける。本当にかっこいいし、代わりの居ない存在だと思うのです。けれど、それは十何年もの間、毎日鍛錬をして、日々の生活の中でも色々なことにアンテナを張ってセンスを磨いている結果!

 

ゼロから何かを生み出すことはできないけれど、ゼロからイチを生み出せる方に、刺激を与えられるような存在になれたら嬉しい。そのためにはクリエーターの方々と同じ位、毎日鍛錬をしてセンスを磨いていかなくては…と、襟を正した1日でした!

 

もちろん「楽しく鍛錬」!楽しまなくちゃ、続かないもんね!

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